私立城北中学の入試が変わった!
ー入試改変にみる学校改革
今年度の城北中学の入試の国語です。それまでずっと長文問題2題出題されていたのが、文学的文章(小説) 1題のみに減らし、記述を多くした設問形式に変わりました。説明文は、文章の中の言葉を用いて組み合わせると、なんとなく体裁がいい解答が出来上がるのに対し、小説の心情の読み取り問題では、自分のことばを組み立てて、論理的にまとめなければならないので、ヘタなごまかしは通用しません。そして記述の分量が増えた分、先生たちの採点の労力もだいぶ増えることになります。そうまでして変えたということは、明らか論理的に考えることができる人材を欲しいという学校の主張が現れています。小手先の知識や受験技術ではない本当の学力がより問われます。何かを変えようとしている‥‥今後の城北の動向に注目していきたいと思います。