[2020年09月]の記事一覧
ふだんづかいの町中華。この鍋屋は幡ヶ谷や阿佐ヶ谷にもあるが、この中村橋はあまりゴチャゴチャせず、清潔な感じは変わらない。店員も料理人も中国人、横浜の中華街ほどではないが、愛想のないぶっきらぼうの感じは共通する。よく言え[…] 続きを読む
ふだんづかいの町中華。この鍋屋は幡ヶ谷や阿佐ヶ谷にもあるが、この中村橋はあまりゴチャゴチャせず、清潔な感じは変わらない。店員も料理人も中国人、横浜の中華街ほどではないが、愛想のないぶっきらぼうの感じは共通する。よく言え[…]
隈研吾は若くしてM2ビルの設計を手がける。若干34歳。総工費25億円を新進気鋭の建築家に託すことができたのもバブル時代のなせる業だ。 「二項対立構造とポストモダニズムの両方を批判する」彼は言った。まずモダニズムの象徴で[…] 続きを読む
隈研吾は若くしてM2ビルの設計を手がける。若干34歳。総工費25億円を新進気鋭の建築家に託すことができたのもバブル時代のなせる業だ。 「二項対立構造とポストモダニズムの両方を批判する」彼は言った。まずモダニズムの象徴で[…]
信濃町の「メーヤウ」にカレーを食べに行く。4年前に他界された現在の店主である娘さんのお父様が、学生時代にタイを旅行中、現地で食べたカレーの旨さに惚れ込み、1983年にこの店を創業した。日本のタイカレーの草分けである。素[…] 続きを読む
信濃町の「メーヤウ」にカレーを食べに行く。4年前に他界された現在の店主である娘さんのお父様が、学生時代にタイを旅行中、現地で食べたカレーの旨さに惚れ込み、1983年にこの店を創業した。日本のタイカレーの草分けである。素[…]
70年代後半はけっこう面白い(?)時代だった。子供たちは、学校の先生を「センコー」と呼び捨て、明らかに敵意に満ちた眼光を注ぐ。僕たちには「せんせぃ」と、用もないのについて回り、やんちゃ坊主のかわいい笑顔をみせる。校内暴力吹き荒れ、暴走族が跋扈(ばっこ)する。 そう‥‥、いろいろ教育論は読んだ。林竹二、斎藤喜博‥‥、でも時代のズレを、理想と現実の断層を感じた。 イヴァン・イリイチの「脱学校化」に共感したのもこの頃だ。そこに「現代」「教育」を斬る一つの視点があった。 「学校って何」「学校がなかったら」そんな問いの答えを、今も追っている。 宙を舞うトンボを素手でつかまえようとする 子どものように [プロフィール詳細]