[2021年04月]の記事一覧
生命科学の第一線で研究活動をしていた中村桂子さんが主に若い女性に向けて発信した著書〈ふつうのおんなの子〉(2018年集英社) この本は科学の限界や文明論そして男性社会の批判からジェンダー論まで、まるで”おんなの子[…] 続きを読む
生命科学の第一線で研究活動をしていた中村桂子さんが主に若い女性に向けて発信した著書〈ふつうのおんなの子〉(2018年集英社) この本は科学の限界や文明論そして男性社会の批判からジェンダー論まで、まるで”おんなの子[…]
いきなり 西の空が まっ赤に もえた。 「太陽がのぼるぞぉー!」とひとりが さけんだ。 西の空の 火の玉は 雲よりも 高く あがっていた。 けれど ほんものの 太陽は 東の空に のぼる。 にせものの 太陽みたいな ばけも[…] 続きを読む
いきなり 西の空が まっ赤に もえた。 「太陽がのぼるぞぉー!」とひとりが さけんだ。 西の空の 火の玉は 雲よりも 高く あがっていた。 けれど ほんものの 太陽は 東の空に のぼる。 にせものの 太陽みたいな ばけも[…]
渋谷駅。井の頭線からJRに向かうマークシティの中を貫く通路にそのデッカい壁画はある。 〈明日の神話〉 縦5.5m横30mにおよぶ世界でも類をみないスケールだ。 1970年の大阪万博で「太陽の塔」を制作した有名な[…] 続きを読む
渋谷駅。井の頭線からJRに向かうマークシティの中を貫く通路にそのデッカい壁画はある。 〈明日の神話〉 縦5.5m横30mにおよぶ世界でも類をみないスケールだ。 1970年の大阪万博で「太陽の塔」を制作した有名な[…]
70年代後半はけっこう面白い(?)時代だった。子供たちは、学校の先生を「センコー」と呼び捨て、明らかに敵意に満ちた眼光を注ぐ。僕たちには「せんせぃ」と、用もないのについて回り、やんちゃ坊主のかわいい笑顔をみせる。校内暴力吹き荒れ、暴走族が跋扈(ばっこ)する。 そう‥‥、いろいろ教育論は読んだ。林竹二、斎藤喜博‥‥、でも時代のズレを、理想と現実の断層を感じた。 イヴァン・イリイチの「脱学校化」に共感したのもこの頃だ。そこに「現代」「教育」を斬る一つの視点があった。 「学校って何」「学校がなかったら」そんな問いの答えを、今も追っている。 宙を舞うトンボを素手でつかまえようとする 子どものように [プロフィール詳細]