A高校の1年生女子Bさんの数学の自由課題をお手伝いしました。A3用紙一枚程度にまとめる程度で、提出も任意の課題です。テーマは私が提示したいくつかの選択肢の中からいろいろ議論を重ねながらBさん自身が選びました。学校でちょうど二次関数(放物線)を学習したので、少し見方を変えて「放物線」を双曲線、楕円と同じ仲間の二次曲線として考察することにしました。構成は
①円錐曲線としての放物線(円錐の側面をどう切るかによって3種類の曲線が現れる)
②直線と定点からの距離の比による放物線の定義(”離心率”によって3種類の曲線に分類される)
③回転放物面(パラボラ)の特性(放物線の立体がもつ特徴によってアンテナなどに利用されている)
Bさんは、たまに問題集からはなれて(問題を解くという行為から解放されて)数学を眺めることに新鮮な感じがしたようです。 ぼくもなかなか楽しかった。
記事にコメントする